●公文&世界平和♪

第1章 乳幼児は無限の可能性を持っている~生きた体験がなにより ~

 
みなさま
 
こんにちは~
 
今回からの新規格(笑)
 
今日のくもん式
 
始まり始まりぃ~
 

 


 
             生きた体験がなにより 
 絵本を何百冊と読んでもらったHちゃんは、人一倍知りたがりやに育っています。 国語の教材の中に市場の話が出てくると、「市場ってなあに?」と聞きます。知らないことを学ぶことは楽しいことだと知ってほしかった両親は、さっそくHちゃんを連れて市場に見学に行きます。見たことも聞いたこともないことばかりでは、生きた知識にならないからです。「恐竜って本当にいたのかなあ」と聞かれれば、日曜日の外出先は科学博物館に決まり。行きは電車、帰りはバス、ときには船にも乗せて、本に出てくる世界を実際に見せてあげます。「フーン、こんなところなんだあ」、「恐竜って大きいね」。Hちゃんは、知っていることを1つ1つ確認するように、なんでも真剣に見ています。家に帰れば、さっそく本を引っぱり出して、今日見てきたことを自分でおさらいします。本や教材で学んだことと、1日の体験が結びついて、本への興味をますます広げていきました。 知識がいっぱい入る器をつくるとともに、体力もつけてあげたいと考えていた両親は、お父さんの大好きな山登りにも一緒に連れていきます。どんなけわしい山も、ふもとの第1歩と頂上にたどり着く寸前には必ず1人で歩かせ、頂上に着くと、「やったねえ」と、高い高いをしてあげます。 自分も参加したという満足感をたくさん味わわせてもらってきたためか、2歳半のときには東京・八王子市にある高尾山を、ふもとから頂上まで1人で歩いて登れるようになりました。親の目が行き届かないところでは、本人の判断に頼るしかないのだから、失敗しそうになっても、できるだけ助け船は出さないということが、両親のモットーです。「あと、1歩、がんばれがんばれ」。ころんでも抱き起こさないかわりに、頂上にたどり着いたときは、「やったあやったあ、Hはすごい」と、万歳をして精いっぱいほめてあげます。1人でやらせる、そしてできたら、ほめてあげるのです。 
 

 
 
 では素敵な昼下がりを
 
 
幼児・小学生絵画教室 三原色の会
HP(ホームページ)=http://sun-gen.com/
 
(ヒストリックカーイラストレーション)