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東日本大震災:小さな漁村、復興への道筋見えず~高齢化、膨大な費用--田野畑 /岩手

東日本大震災:小さな漁村、復興への道筋見えず~高齢化、膨大な費用--田野畑 /岩手
毎日新聞 4月22日(金)10時53分配信
 ◇国の支援策求める
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 東日本大震災で大きな打撃を受けた三陸沿岸の漁業。一部の漁港で水揚げが再開される中、高齢化が進む零細漁村ではいまだ復興への道筋が見えない。
岩手産ワカメの産地・田野畑村もその一つだ。漁師の半数近くが60歳以上で、漁船だけでなく家を流された人も多い。地元漁協は「借金して漁を再開できる人もいない。組合も小さく自力復興は困難だ」と国などによる早急な支援策を求めている。


 村は人口約4,500人の2割の約850人が漁業関係の就労者。
このうち漁師は480人で60歳以上は約380人に上る。ワカメ養殖や定置網漁が主流だったが、震災で漁協事務所や魚市場、養殖施設が流され、漁船も565隻中532隻を失った。漁業関係の被害額だけで村の財政規模の約3倍にあたる176億円とされる。

 同村羅賀の畠山忠男さん(67)はワカメ漁などで年約800万円の収入を得てきたが、震災後、3隻の船や漁具、家を失い、避難所で家族と暮らす。ワカメは収穫目前に壊滅した。

 これまでも、しけの被害を受けた際は千葉県の製鉄所などに出稼ぎに行ったが、年齢もあり、もう無理だ。船や漁具の購入には約1千万円以上が必要。「頑張れと言われるが貯金もなく頑張りようがない」。
避難所で布団にくるまり、ぼうぜんとする日々を送る。


 県漁連は漁船を一括発注し被災漁協に配分する計画だ。村漁協も100隻を県漁連に求めたが、引き渡しまで4~5年かかるうえ、漁師負担になる可能性が高い。
 漁船2隻を失った同村島越の60代の漁師は「体が動くのもあと少し。借金して船を得ても返済できるまで働けない。やめざるを得ない」と話す。

 自身も2隻の船を流された田野畑村漁協の工藤求組合長は「高齢者には船や漁具を安価に提供する仕組みを作らないと、漁村自体が消えてしまう」と焦りを強めている。【吉井理記】


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110422-00000080-mailo-l03

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漁師の経営はいろいろありまして・・・。

この記事の取材を受けた人は、養殖と共同定値網の従事者漁師です。

僕は、この記事にある、ワカメ、コンブ養殖は8年ぐらい前に止めました。人件費や管理など経費がかかるからです。
また、共同の定値網にも入っていません。これは、漁師というよりも従事者的で、秋サケが主な目的。しかし、その鮭の漁獲も毎年減少傾向にありましたら・・。

↓↓定置網。60歳以上が8割でやっています。
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僕の場合、それよりも、そんなことに縛られない、独航船としての道を選んだのです。自由で頑張ればその分が必ず、水揚げに跳ね返る・。
格段の水揚げの違いがある「自営としての漁船漁業」=「自分の舟で、天然の魚介類を捕る」漁師に専念でしていました。

漁師の高齢化は、
何も田野畑村だけの問題では有りません。全国的に高齢化が進んでいる実態の漁業とう産業。

まして、TPPなどが始まれば、生き残れのは、極僅かな漁業者だとおもいます。
どんどん、輸入モノが関税なしで入ってきますから・。
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この記事には、書いて有りませんが、深刻なのは港が壊滅的な被害です。
たとえ、舟を確保しても舟を係留できない。
大きなシケが来れば、必ず舟は破損します。


↓↓港の被害は甚大です。復旧するにはかなりのお金と時間を必要とするとおもいます。

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例えば、北海道あたりから中古船を見つけたとしても、港に係留できないのです。

これでは、例えば漁師を続けようと思っても不可能です。

しかも、港の復旧には多額の費用と時間がかかります。しかも、広範囲ですから・・。

それまで、待ってはいられないのです。

この前、
田野畑村漁協の工藤求組合長以下役員との懇談会があり、漁協の再建をするような方向で話は進めていましたが・・。

かなり、ハードルがたかいと僕は感じました。


転載元: 山と土と樹を好きな漁師