●公文&世界平和♪

公文式の幼児教育


公文式の幼児教育

 
  
 
●学ぶよろこびを学ぶ習慣に●
 幼児がなにかに集中して取り組んでいるときの姿は、とても美しいものです。目は輝いて真剣そのものです。 幼児は、集中しているときの気持ちのよさをよく知っており大好きです。
けれどもまた、自分の感情をコントロールできないため、とても気まぐれに見えます。そのため、一つのことを始めても、しばらく集中して満足すると、他のものに興味をむけます。「もう十分やった」と満足しているのに、もっとやらそうとすると、あきてしまいます。集中して学ぶよろこびを習慣づけていくには、子どもが、「もうすこしやりたい」と思うところで学習を終えることです。公文式では、これを「腹八分の学習」とよんでいます。 腹八分で終えておけば、「このつぎもまたやりたいな」と、学習の楽しみをつなげることができます。そうして、毎日すこしずつ続けていけば、集中力もつき、学習習慣もついてくるのです。
  
                          
 
 
       ●ほめじょうずが育てじょうず●
 公文式では、常に100点にしながら学習をすすめます。
とくに幼児のばあいは、たとえ間違っていても100点をつけて、
そのかわり復習して、次はできるかどうかを見ることにしています。 100点は、自分ができたことを認めてもらえた印です。
それ以外の点は、たとえ99点であっても、自分のしたことが認められなかったことになり、0点と同じなのです。 たとえば、線や字が少々はみ出したり汚ないといって注意すると、とたんに字に元気さがなくなり、とてもスローモーになります。
それよりも、「前よりじょうずになったね。きれいにかけるようになったね」とほめてあげれば、「今度はもっとじょうずに書いてやろう」と、自分から努力するようになります。 このように、注意することでなおさせようとするよりも、よいところをほめて、自然にできるようにすることが大切です。
「うちの子はほめるところがまったくない」といわれる方もあります。
そういう場合は、他の子どもと比較されていることが多いようです。 もし、子どものどこかをなおしたり、こうしたいと思ったなら、しつけるのでなく、ほめることでなおしていく指導者こそ育てじょうずです。
動物でも何か芸をおぼえさせるには、しつけでは無理で、ほめてやらねばなりません。「できた、100点。やった!」というときの子どもの顔ほど美しいものはありません。
ほめられ、認められながら育った子どもは、他人のよいところを認めて、相手から学びとるのもとても上手です。
そしてますます思いやりも協調性も育っていきます。