「自分は価値のある人間」「やればできる!」「自分をOKだ!」と思える“自己肯定感”を持った子どもに育てよう(^_^)v
今朝目に飛び込んできた記事です
誤れば子ども心を傷つける!「わが子を褒められたとき」の返答のコツ
どうぞ、ご覧くださいませ
「息子さんは頭がいいね」と自分の子どもを褒められた時、どう返しますか? たとえお子さんがその場にいても、「いえいえ、グズでワガママなんですよ」なんて謙遜するのが当然、と思い込んでいる方も多いのでは?
でも実はその謙遜が、子どもの心を深く傷付けているかもしれません!
今回は、母学アカデミー会長でもある河村京子さんの著書『0歳から6歳までの東大に受かる子どもの育て方』を参考に、なぜ謙遜が子どもの心を傷付けてしまうのか、その理由と、親がすべき正しい返答をご紹介します。
■子どもにとって謙遜は理解しにくい
大人同士ならいくら謙遜し合っても、“謙遜しているだけで、本当はそう思っていない”と分かりますよね。ところが、子どもはまだ“以心伝心”とか、“あうんの呼吸”などを理解できません。言われた言葉をそのまま受け取ってしまいます。子どもには“謙遜”や“本音と建前”なんて分かりませんよね。
「どうせボクはダメな人間」「ワタシはグズな人間」と、言葉通りに思い込んでしまいます。そうすると、子どもの“自己肯定感”がどんどん下がってしまうのです。
“自己肯定感”とは、「自分は価値のある人間」「やればできる!」と、自分をOKだと思える感覚です。日本人は自己肯定感が低いといわれますが、これは日本独特の“謙虚”“謙遜”の文化が影響しているからではないでしょうか。
自己肯定感が下がってしまうと、自分を信じることも、挑戦する意欲も減ってしまいます。思えば、筆者も子どもの頃、親が人前で謙遜している様子を見ながら、「謙遜の方が親の本音だ」と傷付いた記憶があります。
■子どもではなく“自分を謙遜する”ことがコツ
とはいえ、人前で自分の子どもを褒めることは難しいですよね。嫌味と捉えられたり、陰口を言われかねません。
ベストな返答のコツとしては、子どもではなく“自分を謙遜”することです。そして自分のことは謙遜して、子どものことは“決して”悪く言わないこと! こうすれば、子どもを傷付けず、相手にも悪い印象を与えず会話することができるとのことです。謙遜の対象を自分に変えるよう、意識してみましょう。
実際に河村さんは、娘を褒められた時に、「ありがとうございます。数字がとても好きでみたいですよ。私では考えられないです」とか、「ありがとうございます。娘のそろばんの問題集を見ていると、頭がクラクラします。でも娘はそろばんがとっても好きで、パチパチやっているときは幸せそうです」などと、返していたそうです。
自分を謙遜しておけば、嫌味には聞こえませんよね。子どもへのコメントも、“頭が良い”ではなく、“好き”“幸せそう”という言葉に変換すると、嫌な感じを与えません。
以上、なぜ謙遜が子どもの心を傷付けてしまうのか、その理由と、親がすべき正しい返答をご紹介してきましたが、いかがでしょうか?
何気ない親の一言で、子どもの自己肯定感を下げてしまうのは、本意ではないですよね。自己肯定感は子どもの一生をも左右する、大切な要素。ママ同士のコミュニケーションにおいても、人に嫌われたくないという恐怖心だけでなく、子どもの気持ちも考える癖を付けたいですね。
以上
幼児・小学生絵画教室 三原色の会
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