皆様のお部屋から

❤~12の贈り物~❤

今回紹介する本は、私がとっても好きな本です。
是非読んでみてくださいね。
 

 
 『12の贈り物』
シャーリーン・コスタンゾ作
あなたが生まれた日、
あなたがはじめて小さな息をした瞬間、
世界中のよろこびでいっぱいにみたされました。
あなたの誕生をいわって、生きとし生きるすべてのものが、
あなたに12の贈り物をさずけました。
あなたがその贈り物を必要とするその日のために。
 
1番目の贈り物は『力』。
あなたには、けっしてかれることのない力の泉があります。
つかれてこれ以上一歩も前に進めないと思ったときも、
あきらめないでください。
あなたには、あなたの手で人生をきりひらく力が
そなわっているのです。
必要なときにいつでも、ひきだすことのできる力が。
 
2番目の贈り物は『美しさ』。
あなたには、いつまでも朽ちることない美しさが
そなわっています。
その美しさは、あなたのなかでかがやきつづけます。
あなたのふるまいも、年とともにきざまれた表情も、
生活のいとなみもすべて、
あなたのさずかった美しさをそのままうつしだすことでしょう。
 
3番目の贈り物は『勇気』。
だれに対してもまっすぐにむきあい、
自分の思いを真剣に語る勇気。
おびえたり、くじけたりしそうなときでも、
信念をつらぬく勇気。
それらの勇気が、あなたにそなわっているのです。
ためらわずに自分が信じた道を進むことができるように。
 
4番目の贈り物は『信じる心』。
あなたには、信じる心がさずけられています。
たとえ、だれかがあなたをきずつけたとしても、
あなた自身がおおきなまちがいをおかしたとしても、
けっして自分や他人を見はなすことのないように、
あなたには、自分も他人も信じる心があるのです。
 
5番目の贈り物は『希望』。
晴れの日も、雨の日も、人生はすばらしい。
そう信じることのできる心が、あなたにはさずけられています。
暗い絶望の闇にとざされたときも、どんなときも、
心に希望という名の太陽をのぼらせれば、
世界はあらたにかがやきはじめるでしょう。
 
6番目の贈り物は『よろこび』。
あなたには、つきることのないよろこびの泉があります。
わきあがるよろこびをうけとめたとき、
あなたの心は、ますますのびやかにひろがり、
あなたのひとみは、ますますかがやくでしょう。
 
7番目の贈り物は『才能』。
あなたがあなたらしくあることのすべてが、
かけがえのない特別な力となるのです。
あなたがあなたらしく生きたあかしを見て、
人はそれを才能とよぶでしょう。
 
8番目の贈り物は『想像力』。
目の前の現実だけではなく、
目に見えないものを見つめる力。
現在だけではなく、過去から未来へとながれていく
大きな時間を思いはせる力。
夢やあこがれをゆたかにはぐくむ想像力が、
あなたのなかにあるのです。
こころのつばさをひろげてください。
 
9番目の贈り物は『敬う心』。
あなたが今ここに生きてあるよろこび、
すべての命のふしぎにおどろき大切にすることができる、
敬う心をあなたはもっているのです。
 
10番目の贈り物は『知恵』。
あなたが願いもとめている真実をつかむことができるように、
あなたには知恵がそなわっています。
あなたにとって必要な知識をえるための知恵、
そして、その知識をいかすことのできる知恵が。
 
11番目の贈り物は『愛』。
だれかに愛情をそそぐたびに、
あなた自身が愛につつまれるでしょう。
 
12番目の贈り物は『誠実』。
うつろいにまどわされず、
あなたの信じたことをやりとげてください。
 
これらがあなたにおくられた12の贈り物です。
そして、最高の贈り物がもうひとつあります。
それはあなた自身です。
そのことに気づいたとき、
あなたは出会ったこともない数多くの仲間と
結ばれていることに気づくでしょう。
あなたにおくられたものは、
すべての人に等しくあたえられた宝物であり、
それは人々とわかちあえばあうほど、
ゆたかになる宝物だということに。
すべてを生かし、生かされ、よろこび、感謝する人生が
あなたのものになりますように。
 


転載元: TonTon's Cafe