★災害情報★

三陸被災地の漁師の声~きんちゃんの愚痴と本音。

いつも、訪問&コメント、転載ありがとうございます。
感謝しています。なかなか、りレスに行けなくて・・・・。本当にすいません。本当にありがたくおもっています。


でも、今日は愚痴や自分の想いをここで記載させていただき、少し楽になりたいかなと・・。

※聞きたくもない人。単なる漁師のきんちゃんの愚痴でちですから・・。スルーしてくださいね。

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さすがに、疲れました・・・・・。ホントに疲れました。

病院から退院して・・。ひと月・・。張り詰めていた気持ちが折れそうです・・・・・・・。
今でも悪い夢を見てるような感じです。

10日ほど前に、義父が体調を崩して、入院。気が張り詰めていました。それに、相次ぐ地震。
緊張も集中力もなくなった感じで・・。
さすがに・・。精神的に疲れを感じます。これは、PTSDの症状ではなく、誰にでも起きうる疲れだとおもいます。

自分の場合、漁師復帰はなんだか無理そうです。
やるとしても、一旦は別の仕事をしないと・。
足が痛くて、3時間たっているのも大変です。すぐに浮腫が出ます。
家の周りの片付け作業をしていても・・。3時間が限界です。足が痛くなって病めて来るのです。
↓↓最近は湿布しています。













漁協事態も復活できるのか・・?

それとこの港。たとえ舟があったとしても、シケが来れば必ずまたやられます。

↓↓この港・・。いつまでかかるのでしょうか・・?この港は自分が小学校の時から工事をやって来てる港です。現在進行形でもありました。

































↓↓製氷機、高さ20m。この天井より上にまで波は上がった・・。

















政府も行政も、その指針さえ示さない・・し、さっぱり現地を見に来ていません。

机上の上で考える復興計画はまた欠陥だらけの産物を生むとおもいます。
非常に強い怒りを感じます。


約半数の漁師は、やめそうな雰囲気です。港なし、船なし、倉庫、漁具、養殖施設無し。
膨大な設備投資が必要で、年齢的にも60歳前後の人がお0おおいのです。
舟ができるのに5年。港がある程度になるには1年以上の年月が必要です。

まあ、だから簡単に言えば、漁師できるのは、年金をもらってるひとが主体に・・。

いつ復旧するかわからない漁港、そして造船所。ドック場。魚市場。民間の水産加工会社、貸し冷凍庫会社などなど、たとえ魚をとってくるにも、製氷機もない・・。舟にも氷を積めないで魚は取れません。

↓↓舟のドック場だったところ、レールもなく、台車もこんな感じです。ワイヤーでも巻き上げ機会の建物も全て跡形無し。

















今夜は、漁協の懇談会。まあ、行ってみてどのような、指針なのか・・・?

全漁連も、県漁連も来ない、行政の漁政関係者も来ないで・・。どんな説明があるのか・・?


強く気持ちは持っているつもりでいましたが・・。なかなか、柳のような思考ができない自分です。
「したたかに、しなやかに」と心掛けていても・・。それができない自身の人格。
ここで、愕然としています。

で心がすさんでいます。

なんか、2,3日前から・・。
このよう状態の中でやはりこれからの自分の人生を考えると、「不安感は募るばかり」です。

まあ、この日本国に住んでいて、将来に不安のない人はほとんどいないと思います。
僕ら被災者はそれに少し、「津波」という災害で漁師の仕事の舟と漁具財産を失い、失業した事だけなのに・。

今日は、少し弱音を言わせていただきました・・。
でも、これが本音のきんちゃんです。

今日は、全然頑張れません。明日は少し元気がでるかなあ・・。

※まあ、この愚痴もひつとの被災者の声の声です。良かったら転載拡散おねがいします。


転載元: 山と土と樹を好きな漁師